大学生クロは読む

意識高くなりたい大学生が本の感想や考えを書くブログ

『カイジ「命より重い!」お金の話』は財布のひもが緩みがちな人ほどよむべし

こんにちは!

読書好きな大学生クロです。

 

簡単に自己紹介すると、

東京にある大学に通う4年生です。

 

大学生活も残り半年を切り、

もう少し勉強頑張ればよかったなという軽い後悔と、

社会人になるのにお金のこと何もしらないという焦りから

論文と読書に日々取り組んでいます。

 

本を読むのはいいんだが、一度読んだだけでは

内容を理解しきれないことや自分の考えを発信したいと思い、

ブログをはじめました!

 

 

今日はお金の話を書いてある

カイジ「命より重い!」お金の話』について

読んで考えたことを書きます。

 

 目次

 

 

カイジ「命より重い!」お金の話』とは

本書は、経済ジャーナリストの著者が、シリーズ1900万部を突破した大人気漫画『カイジ』を、「お金の教科書」として読み解いた一冊です。
著者は、私たちに足りないのはお金を「使う知識」と「守る知識」だと言います。
本書では、この“使う"と“守る"について、この世の中を生き抜くために重要な、それこそ「命より重い! 」と言えるかもしれないお金の知識を網羅しました。

 

この本は、映画化もされた大人気漫画『カイジ』を例えに書かれているので

内容が入ってきやすく、とても読みやすいです。

(カイジというと藤原竜也さんの演技がクセになりますね 笑)

 

 大学生になるとアルバイトでお金を稼ぎ、

一人暮らしで自由な時間も多く財布のひもが緩みがちです。

 

特に20歳になると親の同意なしでクレジットカードを

つくることができるようになります。

 

クレジットカードはとても便利でポイントもお得だったりしますが、

リボ払いなど知らなかったら損することもあります。

 

この本にも利子の仕組みや知らないと損をする知識が書かれています。

 

 

給料が少ない・・・?現実を見ろ!

日本企業ではこれまで給料は、

必要経費方式(労働者として生き続けるための経費)+一生保証型で

給料を決めていました。

 

つまり社会通念上‘生活費が少なく済む‘と思われている

仕事は給料が安くなります。

 

給料の構造や体系が変わってないのに、

携わる人の状況が変わると‘プア`になります。

 

 

小さな顕示欲が浪費のはじまり

ブランドが好きな人いますよね?

SNSにアップするためや友達に自慢するために

新作がでると欲しくなる人も多いと思います。

 

しかしこの本では、その顕示欲がお金を

使いすぎてしまう原因だと書いてあります。

 

顕示欲による消費は、本当に欲しいから買っているわけではありません。ましてや必要に迫られて買っているわけでもありません。

 

ご褒美思考でショッピングをするときには、もはや‘何かを買うこと‘が目的になっていることが多々あります。

 

ついご褒美と言ってそこまで必要に迫られていないものを

買ってしまうこと多いですよね。

 

自分を甘やかす時も必要ですが、

勢いで買わず、金額と必要性を自分に問いかける時間も必要ですね。

 

 

同じ満足感を得るためには、もっとお金が必要になる

人間って同じ満足感を得られる体験をしても、

だんだん満足感は減っていくんですよね。

 

経済学では‘限界効用逓減の法則‘という法則があるように、

最初は新鮮でとてもうれしかったことでも、それに慣れてしまいます。

 

しかし満足感は下がっていきますが、

満足感を得たいという気持ちは下がってくれません。

 

結果‘さらに上‘を目指すようになりどんどんお金がかかってしまいます。

 

だからどこかで客観的になり、

他人の目線を気にしすぎないことが必要になってきます。

 

 

借金は未来の自分から借りるお金である

借金をすれば利子を払わなければなりません。

自分は借金をしていないよという人でも、

クレジットカードの分割払いや、リボ払いで利子を

払っている人がいます。

 

借金は本書の言葉を引用すると、

将来の自分の収入からの前借り」です。

 

あなたは、‘今日100万円借りて、利子を含めて来年110万円返す‘のではありません。

‘来年手にしていたはずの110万円の中から、今日の借金の手数料として10万円持って行かれた‘のです。

 

 利子はお金を借りる時点では痛みを感じませんが、

このように考えると捉え方が変わってきます。

 

 

買い物は、「自分の労働と引き換え」と思え

この本では、買い物でお金を使いすぎないための重要な視点として、

買いたいものを自分の労働時間に置き換える」ことが書かれています。

 

これはアルバイトをしている大学生からすると

常識的な人も多いのではないでしょうか。

 

わかりやすく時給1000円で考えると、

3000円の飲み会は3時間分、10000円の服は10時間分。

 

このように考えて、その物や行為に対して

時間分働けるか一度考えてみるといいかもしれません。

 

 

まとめ

これまでお金を使いすぎない考え方や、

知らないと損をする知識を紹介してきました。

 

そしてこの本の最後には、

働きつづけられる能力を若い時から貯めるべきであると書かれています。

 

この本での働き続けられる能力とは、

時代に適応してどんな仕事をしてでも

生きていけるという自信を身につけることです。

 

これは就職活動を経験した僕にとって

スっと入ってきました。

 

企業を選ぶとき、知名度や収入ばかりに

目がいきがちです。

 

しかし今安定している企業が

この先安定しているとは限りません。

 

自分が歳をとった時にどうなっていたいのか、

そこから逆算して、若い時には

どんなことを経験しておくかが大切です。

 

就職活動は終えていますが、

働きつづけられるという自信をつけるためには

どう働けばよいのか。

 

稼いだお金をどう使い、どう増やしていくのかは

これからも考えていきます。

 

 

ーーーーーーーー

このような感じで本の中で自分に重要だと感じた点や

考えを発信していきます。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。